2009.11.05

リフォーム工事 柏市S様邸 後編

前回に引き続いて、staff Yがお送りします。

前回は防水工事のお話させて頂いたのですが、今回は同時進行していた別の工事についてお話していきます。

まずは、サッシやさんによる防犯ガラスへの入れ替え作業です。

R0012060_3

既存のサッシを外し、フレーム部分を外し、新規の防犯ガラスと入れ替え、再びフレームを取付ます。

ガラスの入れ替えが終わったサッシを元の位置に戻せば完了です。

もう一方では、浴室換気扇の交換作業が行われていました。

既存のダクトはそのまま利用し、換気扇本体のみの交換となります。換気扇本体のみと言っても、既存の配線と新規の配線との接続などはやはりプロではないとなかなかできない作業です。これもまた、無事に完了し、試運転もバッチリです。

そしてもうひとつはインナーサッシの取り付けです。

R0012042_2R0012057_2

こちらは、弊社のブログで解説していますので、そちらをご覧ください。

2日目に入るとまず、ベランダのトップコートが乾いているのを確認して、デッキ敷きの作業です。

R0012088_2 デッキは事前に寸法を取り、造作しておいたので、現場では排水口などの部分を加工して敷いていきます。

デッキ材にはレッドシダーといわれる腐りにくい特徴をもつ木材を使用し、その上から防腐塗料で仕上げました。

デッキ敷きが終わると、外壁と防水層の取り合い部分に巾木を廻し、完了となります。

R0012100_2 工事完了の写真がこちらです←

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2009.11.02

リフォーム工事 柏市S様邸 前編

先日、2日間のリフォーム工事を行ってきました。今回は私staff Yがお話していきます。

今回のリフォーム工事は割れたサッシの入れ替えというお話だったのですが、話が進むにつれていくつかの工事も一緒に行うこととなりました。

1.一部サッシの入れ替え(防犯ガラスへ変更)

2.ベランダの防水工事

3.ベランダをデッキ(スノコ)敷きへ

4.一部インナーサッシ取り付け

5.浴室換気扇の交換

6.その他...

上記の内容が主な内容となりました。

R0011957 既存のベランダは水はけが悪く、防水部分にキズなども多々ありました。

早速、初日から防水やさんによる防水工事です。

防水工事では、FRP防水を採用し、進めていきました。

まずはベランダ内部をしっかり掃除をし、防水層のなじみをよくする為に面木(面取り材)を入れていきます。

その上からと、キズ部分にパテ処理をし、補強シート及びFRP防水層を施工し、形成していきます。

そして最後にトップコート(仕上げ塗料)を塗っていきます。

外壁との取り合い部分は巾木を廻すのですが、初日はトップコートが乾かずに、翌日へとなりました。

R0012053_3R0012058_3 R0012075_3R0012084_3 

同日に、上記の内容のほとんどが完了し、ベランダのデッキ敷きを残し初日は完了となりました。

次回、その他の作業についてお話していきます。

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2009.10.21

「松戸市幸谷の家」 リノベーション工事のポイント その4

せんだって「松戸市幸谷の家」のお施主様が弊社に所用があり事務所にいらした時、「宮崎さんが、現場日誌ブログに書いていた通り!潜在的には家族がリビングに自然と集まる家にしたかったの!」と言われました。

「打ち合わせでも、そんな話を一度もしていないのによくわかりましたね?」や「やっぱり、すごい!」なんていう事も言われました。

でも“家族のありかたを根底から変えるプラン”はいつも目指している事でもあり、私自身のポリシーでもあります。

今後もこのように言っていただける仕事をしてゆきます。

さて、今回は構造面でしたね。

この住宅は約20年前築との事で、当時流行ったコーナー出窓が4か所の隅角部のうち、2カ所も付いている構造安全上もっとも好ましくない間取り。

私たちの公式ブログ【あなただけのアメリカ住宅を創ろう】の構造面でのお話を書く際、何度も登場しているように平面的に見た際、重要なのは隅角部(4すみ)にL字型に壁を配し、壁の強度を図る前に“壁の位置やバランス”を見ます。

コーナー出窓という事は、隅角部は開口(窓)という事になり、地震などの荷重がかかった際には潰れてしまう事もあります。

地震も未だに多いのですが耐震診断や改修は相変わらず進んでいません。

診断にしても多少のお金はかかりますが、ご自分の家がどの程度の強さがあるのか?という事を知らなくては、いざという時に後悔をします。

耐震改修までは・・・・とお考えの方でも耐震診断を受けて、ご自分の家の強度を知っておくべきでしょう。

私は周囲から“構造の事なら宮崎さんに聞け”と言われているようで、在来工法・ツーバイフォー工法などの構造を問わず質問やアドバイスを求められる事が多くあります。

“構造にはうるさいぞ”オーラがプンプンなのかも知れません。

という事で、今回の工事でも“ガッチリ”と改修させていただきました。

まずは基礎から・・・

スケルトン工事でのもっとも良い点は基礎の改修が出来る事です。

R0011331

古い築年数の基礎は無筋基礎(鉄筋が入っていない)だったり、最悪の場合、棒状基礎(耐圧板がない)の場合もあります。これは事前の調査で判別できますが、内部の基礎の状態までははっきりしません。

基礎は、文字通り建物の礎(いしずえ)ですので、現在の“ベタ基礎”のように耐圧版を打って既存基礎と緊結する事により高い剛性が得られ、不同沈下にも耐えられるように設計します。

今回の住宅でも、内部に耐圧版、一部増築した部分の基礎も既存の基礎と鉄筋を緊結し一体化しています。

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2009.10.10

「松戸市幸谷の家」 リノベーション工事のポイント その3

リフォーム工事の行程UPで少し間が開きましたが再開しましょう。

前回の続きです。

耐震を考えながら(壁配置)の明かりの取り入れ、そして収納は満足できる方向にきました。

要望の中で問題なのが、ロードバイクの収納。

このロードバイク。

お若い時分、奥さまは自転車競技の選手でオリンピックの選考会に参加されるほどの方だったと伺いました。

バイクも市販のものでは無く、オーダー品なのだそうです。

また、ご主人のロードバイクも高価なもの。

私自身もロードバイクを所持し、多少乗っているので、その大切さは実感しています。

「自分だったらどうしたいか?」自問自答の結論が

「飾りたい!」そして「使用も考え、出来る限り玄関の近くで、目立つように!」

という事で、玄関の真正面に壁から木製のフック(現場製作)を持ち出し、オブジェとしての利用でした。

結果は、その1の写真をご覧ください。

前にも書きましたが、リフォームのプランは“器”の制限があり、むやみにお金がかかる方向では考える事ができません。

(新築の場合では、多少なりともボリュームがあるので‘相殺’して考える事も出来るのですが・・)

既存の住宅と間取りを変えるという事は、すなわち“生活を変える”という事になり、事実、お施主様の暮らしへの考えは大きく変わったようで、大きくなったお子様も自然とリビングに集まるようになり、家族の生活スタイルが変わった訳です。

それこそが私の狙いでもあります。

素材選びも大切ですが、「家族のありかた」を奥底から考えるのが“プランニング”だと私は考えます。

正直、ここまで考えて設計している方は少ないと思うのですが、いかがでしょうか。

また金額の安い・高いだけで家作りを考えている方は、良い会社(工務店)とは出会う事は無いと考えます。

最後は辛口になりましたがご容赦ください。本音で書きました。

次回は耐震(構造対策)のお話をいたしましょう。

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2009.10.06

浴室リフォーム S様邸 完了

先日の日曜日は、弊社恒例イベントのOB施主様ファミリーBBQ大会を開催しました。

先週、そして今週の悪天候の中、日曜日だけ晴天に恵まれました。運が良かった~。

さて、こちらの現場はその日曜日に外壁の仕上げ塗装を行い完了しました。

内部では洗面所~浴室の壁やドア枠を入れて完了。

R0011937

R0011933

この壁は北欧パインで仕上げました。既存の洗面所の壁はクロスで仕上がっていますが、クロス屋さんを入れると人工仕事になってしまい割高になります。そこで、大工さんだけで終わるための手段でもあるわけです。

仕上がりは気に入って頂く事が出来、施工した私たちもうれしく思います。

また窓や断熱は新築住宅を同一の仕様としたので「寒い・・」という事はなくなると確信しています。

お施主様のS様、工事期間の2週間、自宅のお風呂に入れずご不便をかけました。

また10時、3時の休憩時には多くの差し入れを頂き、ありがとうございました。

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2009.10.01

浴室リフォームS様邸 その3

工事は外壁張りに続き、防水の為のシーリング打ちと内部の断熱材の施工に入りました。

まず外壁のシーリング。

シーリング材は“変成シリコン”という材を使用します。

この材は、通常のシリコンと違い粘性が強く耐候性に優れ、劣化しずらく塗装がのる材質となっていて、一般的なサイディングにも使用されています。

マスキングをして打ちます。ちなみにこの施工は、量が少なく仕上がりでは無いので私と横山の二人で行いました。

R0011869

内部では、断熱を施しました。

既存の住宅でも断熱施工が施されていましたが、なんとも寂しい限りの断熱で、構造体が鉄骨でもあり“熱伝導”を考えるとほとんど断熱効果はありません。

当初のお話で「浴室が寒い」というお話があったのですが、当然の事と改めて感じました。

また最近のシステムバスは壁や浴槽・床などに断熱が施してあるのですが、これも大した事はなく「やりました」程度の物なので、今回は解体後、構造体の寸法を精査した結果、外張り断熱材を内部に施工をしました。

R0011876

この住宅では、床下は“土”であり、浴室壁廻りには基礎もなく“ス~ス~”の状態。

そこで基礎部分にも断熱材を建て、出来る限り外気を浴室部分には入れない工夫をしています。

さて、現在はシステムバスを施工中で、外部の塗装を天候の合間をぬって行っています。

システムバスの組み立てが終われば、洗面室との間の壁を建て、仕上げに入ります。

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2009.09.29

浴室リフォーム S邸 その2

2日続けての投稿です。(えらい!?)

さて昨日に続き工事は進んでいます。

大工さんによるサッシの取り付けと外壁張りが完了しました。

R0011859_2

←ハウスラップ(透湿防水シート)とペアガラス樹脂サッシ

相手が軽量鉄骨なので大工さんも一苦労あったようですが、予定通りの仕上りで、細かなところが終わらなかったようですが、日没でアウト。残りは本日横山が終わらせてくれました。

R0011863

また今日は、私と横山で外壁のシーリングをしました。途中パラパラの雨が降りましたが無事終了。

正直あまり上手い!!という訳ではありませんが、雨漏りの心配はありません。

外部では塗装仕上げが残っています。天候があまり良くないので少々心配ですが、何とかなりそうです。

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2009.09.28

浴室リフォーム S様邸  その1

現在、柏市内で浴室のリフォームを行っています。

内容は現在使われている浴室(ハーフユニット)を解体して、窓を入れ替え、外壁を交換、断熱施工やコンクリート打ちを経て、新しいシステムバスにするという工事です。

この建物は、某プレファブ系住宅メーカーの建物ですので“くせ”があると考え、図面と現地調査で事前の確認をしましたが、さすがプレファブ(軽量鉄骨造)簡単に施工をさせてはくれません。

まずは解体作業。

フルユニットだと思いきやハーフユニットでした。

パン(床)はユニットですが、壁は在来的な作りで壁厚を揃えるために各種のベニヤやボードがボンド付きで重ねて張られています。

R0011806_2

R0011819_2

そして問題が・・・・・

基礎の内側に床を支えるための鉄骨が・・・・・・・・この鉄骨は構造上切る事が出来ません。

急きょユニットバスメーカーの担当を呼び、ユニットが入るか?確認。

浴槽と洗い場側だったため、ギリギリセーフ!!

解体は予定の1日を大きく上回り2日かかりました。

R0011801_2 

続きを読む "浴室リフォーム S様邸  その1"

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2009.09.17

「松戸市幸谷の家」リノベーション工事のポイント その2

さて、今回はプランニング編です。

“抜ける柱”“抜く事の出来ない柱”が確定したら、耐震を考えながらのプランニングをしてゆきます。

お施主様の要望、「明るさ」「収納」「快適性」そして「ロードバイク」。

まず立地条件を考え“どこから明かり(太陽光)”が入るのか?をチェック。

その位置は最低でも窓が欲しいですものね。しかし、窓というのは大きければ明かりが沢山入るとは限りません。

つまり、適所というのがあります。

今回の住宅は廻りを他の住宅に囲まれ、条件は決して良いとはいえず、お施主様のお話を伺ったところ「東南の角だけは日差しがある」という事でした。

しかし、私の設計する住宅では “耐震上の理由”から 四つ角は必ず壁にするのが基本。

ましてや、既存の住宅にあるようなコーナー出窓なんてもってのほか。

でも、私の考えではこの場所はキッチンにする予定。

そこで東南角から東側に900mm壁を作り、そこから幅750mm×600mmの窓を天井近くに配しました。

実は、この天井近くというのがみそ!

東側という事は、朝から昼近くまでの日差しです。ましてや昼近くには日差しが切れてしまう立地条件だったので、出来るだけ壁の上部、天井付近から朝方の光を家内に入れ、その後は下屋(張り出した1階の屋根)から天窓(トップライト)で採光しようと考えた訳です。

普通に腰窓をつけても採光量は十分に取れず、かえってプラン上、窓が邪魔になるという事もあります・・・・。

その他のリビングやダイニングでは、適材適所で窓を入れます。

これで明るさはクリア。

次に収納。

既存の家では、1階中ほどの和室内の押し入れ(間口4.5尺)しか無く、室内に物があふれていました。

総合的に考えるとストックだけで3畳程度は欲しい・・・・。

そこで動線と収納物を考え、リビングから直接入れるクロゼット(ウォークイン)をキッチンの隣に配することとしました。

その他収納は、ご主人のスタディルームを階段横に併設し、階段下を開放して階段の勾配が気になるも約1畳のスペースを確保。これでご主人のホビーの収納は確保できました。

またウォッシュルーム(洗面所)でも収納出来る可動棚を設置して生活用品や着替えなどの衣類収納も効率的に出来るようになりました。

これだけで収納面積は、以前の7倍にもなります。

続いて、懸案のロードバイクの収納ですが・・・・・・・・・・・長くなったので次回に続きます。

*簡単な改修前(既存)と改修後のプランはコチラをクリックしてください。

「耐震・省エネリフォーム」ページの事例2です。

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2009.09.16

「松戸市幸谷の家」 リノベーション工事のポイント その1

前回の当ブログをUPしてからというもの、各種の資料作りや会社のパソコン入れ替えなどで忙しくなり半月も経過してしまいました。

さて、今回から「松戸市幸谷の家」リノベーション工事の設計と施工での取り組みと解説をお話して行こうと思います。

まず、設計のポイント。

お施主様からの要望を要約すると、“明るさ”“収納”“快適性”・・・そして「趣味のロードバイクの置き場を考える」。

もちろん、前回にもお話した“耐震”も。

リノベーション工事でのプランニングというのは、既に‘器(建物の形・大きさ)’が決まっている為、新築以上にパズルの要素が高くなりますが、外部の配管を直すという事は金額的な負担が大きくなるので“水廻り(キッチン・浴室・洗面・トイレ)”の場所は大きく動かさないことが鉄則です。

これは工事金額が問題で施工的な面での鉄則ではないので、「工事金額がUPしても変更したい!(何らかの理由で)」(あまりいないと思いますが)というお施主様の場合は自由にプランニングが出来ます。

また、大きなプラン変更や部屋(浴室や洗面なども)の大きさを変更すると問題になるのが構造面。

とくに基礎では「どこに大きな荷重がかかっているのか?」などの耐力上の問題で、新たに基礎を作る必要も出てきます。弊社事例では、今回の工事を含め、過去の大規模リノベーション工事では大きく間取り変更をしている住宅が多い事と耐震上の問題で基礎の改修を行っています。

そして、構造材の架け替え。

これも現在の図面を基に、事前に現地調査をします。

私は図面を見れば大体の事はわかるのですが、梁の大きさや支持されている柱や材、そして古い建物では‘根太’の方向もチェックしてラフスケッチで保管。

Photo

このラフスケッチの保管は、後のプラン時に“抜ける柱”と“抜くことの出来ない柱”を選別する必要があるからです。

今日はここまで・・・続きは次回で。

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