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2009年3月

2009.03.25

地盤調査

先日、「松戸市小金清志町の家」の地盤調査を行いました。

R0010266_2 写真は地盤調査の作業風景です。

調査方法はSS(スウェーデン式サウンディング)試験を採用しています。

調査は全部で5箇所で行い、建物の四隅と建物の中心で一箇所で行います。

設計のほうでは、確認申請をし、現在では確認済証の交付を受け、いつでも工事が着工できる状態にあります。

工事の着工は4/12からの予定となっていますので、現場が始まり次第、状況をアップしていきたいと思います。

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2009.03.21

Vol.12 第11週目 松戸市小金清志町の家 “照明計画”

照明計画とは、照明器具を決めていただくと同時にどこにスイッチを付けるかを決めて頂くものです。

照明器具はお施主様に予め気に入っているものを何点かカタログから選んで頂いたものを基に私が照明器具メーカーのショールームに出向き、ライティングコンサルタントと共に選びます。

ここでは、部屋ごとに器具のデザインの統一と位置、照度を考えた計画をします。これを配光計画といいます。

明るさの感じ方は人によりさまざまで、同じ明るさでもAさんは明るすぎると感じ、Bさんは暗いと感じるなどの違いが生じますし、配置によっても明るさの違いを感じるので、慎重を極めます。

一昔前までは、一つの部屋に照明器具は一つというのが一般的でしたが、今は多灯分散照明(必要な場所に必要な明るさを供給する)という考え方が財団法人建築環境・省エネルギー機構の自立循環型住宅への設計ガイドラインにも照明設備計画の目的とポイントの中で上げられています。

特に、弊社の住宅のようにリビングに大きな吹き抜けがある場合は、天井からの灯りでは、明かりが届かないため、ブラケットなどを多様して、照度を保たなくてはなりません。

又、床面だけを明るくしても、天井や壁面が暗いと人は薄暗いと感じるので、天井面や壁面への配光も考えなくてはなりません。

明る過ぎる分には点けなければすみますが、暗いと感じる場合はどうしようもなくなってしまいますので、いつも少し明るめに選んでいます。

今回は?も?4時間近い打ち合わせとなりました。

と前置きはさておいて・・・

まず、プレゼンボードをご覧頂きます。

プレゼンボードはどこの部屋にどんな照明器具を選んでいるかが解るようになっています。

今回、お施主様が気に入っていたポーチ灯は一般白熱球のものでした。“白熱電球製造中止を受けて”でもお伝えしたように白熱電球製造中止になる器具を選んでよいのでしょうか?

もちろん、それに替わる蛍光灯が近い将来できるでしょうが、器具が壊れる可能性もあり、しかし、壊れないのであればワット数が少ない=電気代が少なくて済むので、お気に入りの器具にした方がよいでしょう。

そこを賭けに出るか?最初から、製造中止にならないミニクリプトン球のものにするか?しかし、ミニクリプトン球はあくまで白熱球です。

そこで、お施主様はお気に入りのものをあきらめミニクリプトン球のものにすることとなりました。

その他、トイレや洗面所など白熱球がむく場所はすべてミニクリプトン球ものといたしました。

又、駐車場の照明は、新発売のLED照明をお勧めいたしました。

リビング゙照明は、リビングの真ん中が畳敷きになっていますので、主照明はシャンデリアなどにせず、枠が四角いダウンライトをセンターに4灯配置したデザインを提案し、気に入っていただきました。

最後にスイッチの位置を確認していただきました。

スイッチの位置については、上棟打ち合わせの時に、建物の中で再確認していただくことになります。

ちょっと長くなってしまいました。読んでいただいた方、お疲れ様&ありがとうございました。

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2009.03.11

Vol.11 第10週目 松戸市小金清志町の家 “トステム感謝祭と設計の裏側”

トステム感謝祭にお施主様と行ってきました。

この感謝祭は、食べ物あり、子供向けにゲームなどがあり、半日は楽しく遊べるトステムの恒例行事なので、時間が取れれば、お施主様といつも行くようにしています。

お施主様のお子さんはまだ、1歳なので遊ぶことはできないのですが、ガスグリルで焼いたメロンパンをおいしそうに食べていました。

今回は、IHクッキングヒーターの実演やキッチンの天板、人口大理石のお手入れの仕方などを見ていただいた後に、以前に決められた住宅設備機器の再確認をと思っていたのですが、お施主様は意外とサッパリしている方で「再確認はしなくてもよいです」ということで再確認せずに解散となりました。

そこで、今回は設計の裏側をお話しすることにします。

今のところ、お施主様がご覧になっている図面は、平面図、立面図、展開図、仕様書くらいなのですが、現在作成し終えた図面は、構造図9枚、設備図6枚、展開図8枚、意匠図7枚と図面の数は計30枚になっています。

一日1枚描いても30日間かかる作業で、もちろん1日で描けないものも数多くありますから、裏側では結構大変な作業です。

この図面は全て、製本をして、お施主様にお渡しします。

今、この図面をもとに色々な業者さんに来社してもらい、打ち合わせをして、見積もりを取っている段階で、どの業者さんも見積もりが上がってくるまでに一週間くらいは掛かり、変更があった場合は、図面を直し、再度見積もりを依頼しますので、工事金額が最終決定するまでにはけっこうな時間を要します。

一般的なビルダーさんのやり方としては、確認申請図面(平面図、立面図、断面図、矩計図)位の図面しか作成せずに、どんぶり勘定で損がでないように大目な金額を入れて、できるだけ早く契約し、契約後に変更が出た場合は全てオプション価格という形を取りますが、私達は、原価公開方式を採っているので、柱一本、電気のコンセント一つとっても全て契約金額に反映しなくてはなりません。

お施主様にとっては、中々、工事金額が決まらないといった欠点がありますが、後から金額の追加を請求されない、図面に反映されないいい加減な部分がない、何十年後も図面を見れば構造躯体が解るなど多くの利点もあります。

将来、増築や改築するときにも解体できる部分とそうでない部分や補強しなくてはならない部分などがはっきり解りますので、いい加減に施工されずに済みます。

又、国が推進している“家の履歴書”を作成するにも確認申請図面だけでは用をなさず、ここまでの図面があり、お住まいになってからメンテナンスを定期的に行えば、資産価値のある住宅になります。

家の履歴書とは、価値のある住宅を作り、次世代にも引き次げる住宅にするために作成するものです。

つまり、これからは、価値のない住宅と資産価値のある住宅が二分化されますので、売買したり、貸したりするときにも役立ちます。

次回は、照明器具選びとそれに伴う照明計画を検討していただきます。

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2009.03.04

Vol.10 第9週目 松戸市小金清志町の家 仕様確認と展開図による配置確認

仕様書とは、お施主様に決めて頂いた使用する全ての部材や仕様、仕上げ方法などをまとめた表です。

そこには、“どこの場所に” “どこのメーカーの” “どの品番で” “どんな色なのか”などが細かく記してあります。今回は、この表を本に仕様の再確認をして頂きました。

又、展開図とは、部屋ごとに分けて描いた立面図で、設備や建材などがどのように配置されているかが記されている図面です。

自分がその部屋の真ん中に立った気持ちになって東西南北を一面づつ見渡した時に、どのような状態なのかがわかるようになっています。

設備や建材はメーカーのCADデータを流用して描いているので、お施主様が選んだものズバリが描かれていてリアルに感じることができると思います。

又、平面図では解りにくい部分、例えば、勾配天井の高さや棚の位置、手摺りやタオル掛けなど、ありとあらゆるものが立面的に書かれているので、おそらく平面図で漠然としていた部屋の状態が、より理解していただけたと思います。

今回、お施主様は、この展開図をご覧になって勾配天井の高さが高いことに驚かれていました。又、固定棚の高さを再確認し、一部変更となりました。

この図面は、確認申請などには添付するものではないので、作成しない住宅メーカーやビルダーさんも多いと思いますが、この図面がないと家ができた時、「このようにお願いしたはずなのにイメージと違う」などとお施主様との行き違いが生じる原因になります。

又、職人さんとも行き違いを起こしてしまいますので、とても大切な施工図面となります。

ですから、私達は、この図面は出来る限り慎重に細かく表記しています。

次回は柏市にあるメーカーの感謝祭があるので、遊びに行きがてら、選んだものを再確認していただきます。

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