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2009.03.21

Vol.12 第11週目 松戸市小金清志町の家 “照明計画”

照明計画とは、照明器具を決めていただくと同時にどこにスイッチを付けるかを決めて頂くものです。

照明器具はお施主様に予め気に入っているものを何点かカタログから選んで頂いたものを基に私が照明器具メーカーのショールームに出向き、ライティングコンサルタントと共に選びます。

ここでは、部屋ごとに器具のデザインの統一と位置、照度を考えた計画をします。これを配光計画といいます。

明るさの感じ方は人によりさまざまで、同じ明るさでもAさんは明るすぎると感じ、Bさんは暗いと感じるなどの違いが生じますし、配置によっても明るさの違いを感じるので、慎重を極めます。

一昔前までは、一つの部屋に照明器具は一つというのが一般的でしたが、今は多灯分散照明(必要な場所に必要な明るさを供給する)という考え方が財団法人建築環境・省エネルギー機構の自立循環型住宅への設計ガイドラインにも照明設備計画の目的とポイントの中で上げられています。

特に、弊社の住宅のようにリビングに大きな吹き抜けがある場合は、天井からの灯りでは、明かりが届かないため、ブラケットなどを多様して、照度を保たなくてはなりません。

又、床面だけを明るくしても、天井や壁面が暗いと人は薄暗いと感じるので、天井面や壁面への配光も考えなくてはなりません。

明る過ぎる分には点けなければすみますが、暗いと感じる場合はどうしようもなくなってしまいますので、いつも少し明るめに選んでいます。

今回は?も?4時間近い打ち合わせとなりました。

と前置きはさておいて・・・

まず、プレゼンボードをご覧頂きます。

プレゼンボードはどこの部屋にどんな照明器具を選んでいるかが解るようになっています。

今回、お施主様が気に入っていたポーチ灯は一般白熱球のものでした。“白熱電球製造中止を受けて”でもお伝えしたように白熱電球製造中止になる器具を選んでよいのでしょうか?

もちろん、それに替わる蛍光灯が近い将来できるでしょうが、器具が壊れる可能性もあり、しかし、壊れないのであればワット数が少ない=電気代が少なくて済むので、お気に入りの器具にした方がよいでしょう。

そこを賭けに出るか?最初から、製造中止にならないミニクリプトン球のものにするか?しかし、ミニクリプトン球はあくまで白熱球です。

そこで、お施主様はお気に入りのものをあきらめミニクリプトン球のものにすることとなりました。

その他、トイレや洗面所など白熱球がむく場所はすべてミニクリプトン球ものといたしました。

又、駐車場の照明は、新発売のLED照明をお勧めいたしました。

リビング゙照明は、リビングの真ん中が畳敷きになっていますので、主照明はシャンデリアなどにせず、枠が四角いダウンライトをセンターに4灯配置したデザインを提案し、気に入っていただきました。

最後にスイッチの位置を確認していただきました。

スイッチの位置については、上棟打ち合わせの時に、建物の中で再確認していただくことになります。

ちょっと長くなってしまいました。読んでいただいた方、お疲れ様&ありがとうございました。

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