松戸市小金清志町の家 フレーミング工事 樹脂サッシ
本日から天候が崩れています。数日続きそうなのですが、土曜日と日曜日に「地震に強い構造と理想の断熱・外断熱」の勉強見学会を予定しているのであまり強い雨でなければいな~と思っています。
さて現場では、屋根の防水紙やサッシの取り付けも完了して雨対策は万全になり、少しずつですが、屋根張りの工事も進んでいます。
また、外壁部でもサッシの取り付けと外壁の外張り断熱の施工も急ピッチで施工中です。
今日は、弊社で採用している『遮熱高断熱ペアガラス樹脂サッシ』のお話です。
サッシといえば、日本ではアルミサッシが一般的ですね。しかし、サッシも熱伝導率で語られるようになりアルミ複合サッシなども登場し、先進的なビルダーでは樹脂枠サッシの採用が多くなってきました。
この樹脂枠サッシ、日本でも北海道などでは既に当たり前となっていて、北欧やカナダそして北米などの寒い地域では以前から当たり前に使われているサッシです。
よく「ガラスがペアだから、もう結露しませんよ」なんて言っている方がいますが、大きな間違いです。
ペアガラスでもガラスとガラスの間が重要なんです。
通常建売住宅などで使っているのはガラスとガラスの間が’空気’になっている商品です。しかし、それでは断熱効果は一枚ガラスとほとんど変わらす、遮熱効果はゼロ。
これでは省エネとは、とても言えませんね。
私は、設計事務所だけの時代から「樹脂枠サッシ」を採用しています。
その頃は、多くの部材をアメリカから輸入していましたが「木製枠」についてスタンダードなのが樹脂枠サッシでした。ガラスはLow-E(遮熱シート)、アルゴンガス(断熱ガス)が標準仕様となっていましたので何の躊躇もなく使用していました。
←常盤台の家
フレンチパティオとハーフサークル(輸入)
しかし5年前より国内で樹脂枠サッシを小規模ながら製造しているシャノンサッシ(現:エクセルシャノン)と有意義な取引が出来るようになり現在に至っています。
無名ながら良い商品を提供してくれ、私の家創りと同調した会社で営業マンも非常に良い対応をしてくれていました、が、このエクセルシャノン、今年の初めに大問題を起こしてくれました。
未だ記憶にも新しい’防火窓の性能偽装問題’です。
私たちの住宅では、防火地域で建築はしていないので問題はありませんでしたが、都内では準防火地域や防火地域がほとんどなので使用物件もかなりあった模様で、現在もその対応に追われているようです。
毎年どこかの会社で起きる’性能偽装’。
まさか私たちが使っている会社で起こるとは、想像だにしませんでした。
非常に長くなり愚痴も出てしまいました。樹脂サッシのお話は大事なお話なので次回でもご紹介しましょう。
| 固定リンク | 0
この記事へのコメントは終了しました。
コメント