<耐震工事&リノベーション>

2011.07.22

「柏市加賀・事務所耐震改修工事」の経緯

既に横山より先日UPされた「柏市加賀・事務所耐震改修工事」の経緯をここでお話しましょう。

この事務所を経営するお施主様は、東日本大震災を受け数人のスタッフを抱える会社事務所の耐震性能に一抹の不安を抱えていたそうです。

そこでこのお施主様は「信頼出来る、耐震診断が出来る建築士に診断をしてもらいたい」と思ったそうです。

細かい経緯は忘れてしまったそうですが、インターネットで検索しているうちに弊社も加入している‘千葉県建築士事務所協会’のHPをご覧になり、建築相談調査会という組織に着目し、連絡、その日のうちに申し込みをされたのです。

弊社オフィシャルブログあなただけのアメリカ住宅を創ろう[千葉県東葛地区限定版]】では、私が千葉県建築士事務所協会で建築相談調査会の相談建築士である事をすでに何度か紹介させて頂いていますが、今回のお話も私が担当する事になったのです。

前記の通り、相談内容は「事務所の耐震診断」です。

この事務所は昭和59年に在来軸組工法で建てられた店舗で‘新耐震基準’後の事務所ですが、事務所という用途からか、道路に面する南面と西面のほぼ全面に開口部(窓)が連続してある一般的な事務所建築でした。

新耐震基準で造られたと言っても、建築当時は計算結果で得られた必要な壁量に壁に筋違いを入れ、必要壁量を満足すればOKという物でしたから、現在の耐震基準とは大きく異なっています。

オフィシャルブログでも何度もお話している通り、問題はそのバランスにあるのです。

現地調査の結果、外部では基礎や外壁に多少のクラックはあるものの決定的にアウトという状況ではありませんでしたが、当時の資料を預かり‘一般耐震診断’をしてみると危惧していた通り、大きくバランスが崩れ、診断結果は0.2という安全1.0から比べるとおそろしく低い評点でした。

この時の依頼は耐震診断ですから、結果を報告してこの業務を終えています。

その際お施主様がお話されたのは「キッチン入れ替えなどのリフォームはどこの会社で行っても金額に隔たりが出るだけだけど、耐震や省エネなどの性能をきちんと出せる業者は、そうはいないでしょうね」という言葉で、「上辺の知識だけでなく、確たる技術がある業者は少ない」とお話されていた事が印象に残ります。

(この方は過去に住宅2棟にこの事務所、そして幾多のリフォームも経験されていました)

その後ひと月くらいの日々が経ち、そのお施主様から再度の連絡を頂き「改修を考えているので助けてもらえないか?」というお話を頂きます。

弊社が設計事務所として新築だけでなく、このような施工業務を得意にしている事は告げていたので、ご連絡を頂く事となったのですが、まずは信頼頂けた事に感謝です。

その後、私が出した ‘安全率1.0’にする 改修案に沿って見積もり、契約後施工を行いました。

工事の経過は横山に任すとして、安全率は最終的には1.06になり危惧していたバランスの改善も出来ました。

耐震診断から改修へと進む方は工事金額や今回の地震を受けても軽いダメージしか受けなった事で慢心している事とは思いますが、「安心は買ってでも」という言葉通り、やらないよりは安全性は増します。

今回は業務を行っていて休んで頂くわけにはいかなかったので、出来る限り壊さずコンパクトな工事を目指す事になりました。

また日程も4日間で行うなど、いくつかの工事を集中的に行う行程で望みました。

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2011.07.20

「柏市加賀の事務所改修工事」 解体作業

先日、事務所改修工事を一週間にわたり、行ないました。

腰窓の一部撤去及び関連する壁の耐震改修、そしてクロスの張替えという工事です。

R0016485

まずは、腰窓の撤去と外壁の解体作業からです。

手の加えない箇所までキズをつけてしまわないように丁寧に解体していきます。

R0016490

内壁の石膏ボードや断熱材も同時進行で解体していきます。

事務所内では、お施主様方が通常業務を行なっているので、出来る限りで素早く丁寧にといった内容です。

R0016497 腰窓部分の解体が完了しました。

次回のブログでは、柱立てからのお話です。

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